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無芸大食晴れ女オカナツの英国留学備忘録です。(2005.9帰国)
by mugeitaishoku
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無芸大食晴れ女
無芸大食女オカナツが英国の大学院留学中に(2004.7~2005.9)記していた留学備忘録です。

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今知ったが


あと1月で万博じゃん!
個人的にこの"愛"地球博の"環境保護"という理念に共感しているところがあって、「今どき万博?」とか「誰も知らないよ、万博があること」などという無神経な声を尻目に、結構楽しみにしていたのだ。

会期は9月25日までなのでそれまでに何とか帰国し、少なくとも一度は行かねばならぬ。
セントレアにも行きたいしな~。

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環境ということで言えば、私自身はそれほど環境コンシャスな人間ではありません。
ペットボトルのお水を買うし、ゴミも人並みに出している。
しかし先日京都議定書の発効のタイミングに合わせてケニアからノーベル平和賞受賞者のマータイさんという方が来日され、「日本には『もったいない』という概念があることを知った。広めたい」とおっしゃった、と言うのを知り、面映くもあり嬉しくもあり。

なぜなら、「もったいない」は日ごろ私がよく使う言葉だからです。

恥ずかしながら私マータイさんなる女史を寡聞にして存じ上げなかったのですが、日本に「もったいない」という発想があることを知ってくれたこと、そしてその発想を美しいと思ってくれたこと、これは素直に喜びたいし、日本人として誇りに思いたい。
だってねぇ、「もったいない」ってものすごく英語にしにくい概念なんですよ。
辞書で調べるとだいたい"Waste of -"って出てくる。
「時間がもったいない」だったらそれでもいいけど、「それまだ捨てちゃうのもったいないよ」っていうときの「もったいない」ってなんか違うと思う。

ことほど左様に私はもったいながりでものが捨てられず、要するに吝嗇なわけで、「あの人ケチだなぁ」と思われること恐ろしく、あまり「もったいない」ということを人前で言うのは避けておったわけですが、いえ、そうではなくてむしろ誇っていいのかも、と思ったり。

まあ個人レベルではゴミの分別なんか一つもしないくせに、企業は躍起になって環境報告書だのサステイナビリティレポートだの作成している、ちぐはぐな国よりはよっぽど地に足が付いているんじゃないかと思ったり。

こんなことは感性の問題なので何とも言えませんが、いずれにしても京都議定書の発効の年に、ゴミの分別がとりわけ厳しい名古屋で(いや、名古屋ではないがその近郊で)、トヨタのお膝元である街で、環境をテーマとした万博が開かれること、これは意義深いんじゃないかと思うわけでありますよ。
自国の経済が停滞することを恐れて批准しなかった超大国が、批准しなかったことを恥ずかしく思うくらい効果のあるKyoto Protocolになるといいのだけれど。

# by mugeitaishoku | 2005-02-27 18:54 | 留学

プチ鬱


金曜日の午後、なんとなく落ち込んでいたので土曜日に恩人氏とチャット。
ああ、私のことをよく知っている人と話ができるって、そして何より日本語でまくし立てられるってなんと素晴らしいのか。
別にこれと言って落ち込む理由があったわけではないですけど、そういう時もまああるってことで。
(まあでも今回は回線があまりよくなくてまくし立てる、というほど喋ってませんけど…)

今回のテーマは、まあ色々話したけど、「1.アカデミックと現場とのバランス」と「2.金融機関のシステムに対する意識の低さ」がメインだったかな。
1.私自身は学んだ知識を仕事に活かそうなんておこがましいことは露ほどにも思っちゃいないんですが、アカデミックなバックグラウンドが少しでもできたことはありがたいなぁ、とは思っています。
2.これは面白かった。恩人氏は、金融機関の人とシステム関係の仕事をしている人たちでは、システムやITに対しての取り組み方が違うことを痛切に感じたと言ってました。
まあ後者の人はそれがメインの仕事なので当たり前といえば当たり前なんですが、それにしても金融機関のインフラにシステムは欠かせないはずなのに、なぜその部分はシステム関係部署の人間に丸投げなのか、と言うのが疑問で疑問で、なんてITリテラシーの低い、と言うよりもシステムコンシャスじゃない人間がこんなにも戦略に携わる部署にいるんでしょうね、と腹立たしく思ったことはあるよね。(まあそれほど私も詳しいわけではないけど)

私自身は、システムの開発や設計って非常にロジカルで、Vagueな部分があまりない(ように見受けられる)だけに非常に面白いのではないかと思っているのです。
私はシステム屋でもないしプログラムも書けませんけど(COBOLとかC++とかやってる友人もいました…話についていけなかったわ)、システムの設計にロジックを追及する気持ちは持っていたいなぁ。
それに、こういうロジックは法令を読むときも結構重要だったなぁ、と思ったりします…。

う~ん、なんかだんだん思い出してきたぞ、自分が何やってたか。
もう当局のHPも官報も読まなくなってしまって、脳みその中ににひじきが生えるような経験をすることも無くなってしまったけれど、こうやってリハビリをしていかないと、復帰できなさそうで怖い…

# by mugeitaishoku | 2005-02-27 18:28 | 仕事

もろもろその8


Kennyが荒らしのようになってきたので、こりゃもうスルーだな、と思っていましたが、華さんと明子さんから温かい言葉をいただいており、恐悦至極。
Kennyに代わって御礼申し上げます。

最近フラットメイトの勝ち犬ちゃんとディナーすることが多く(晩御飯の時間が一緒になるだけなんだけど)、今日は彼女と彼女の友人のDepty(from インド)と3人でご飯を食べました。
彼女たちは強烈になまっているけど(マレーシアとインドのなまりって本当にすごい)でも英語で教育を受けてきているので猛烈なスピードで話す。
未だに文法を考えて組み立てながら話している私にとっては、何言ってるかは分かるけど、とても口をはさむ余地がない。

と言うか、「えー日本って日本語での授業しかないの?」ってむしろびっくりされた。(まあインターナショナルスクールや国際基督教大学など一部例外はありますが)

日本って特殊?

インドは"each state has each language."なんだそうで、一応Hinduが共通語、と言うことにはなっているようですが、誰でも理解できるわけではなく、階級によっては(彼女はlabour classと言ってました。カーストか、と聞きたかったが、よく事情を知らない者が簡単に触れていいことなのか分からなかったので止めました)わからない人もいるそうで、そういう人と話しをする時は「どれなら分かる?」みたいに聞かなきゃいけないらしい。

超不便。

それにしても、勝ち犬ちゃんのみならずマレーシアの他の友人もそうだし、Deptyもそうだけど、みんなデフォルトで3言語はいけますね。
わたしなんか未だに英語もろくに話せないのに。

やっぱ日本って特殊?

勝ち犬ちゃんは先月末に入居してきたのですが、ここに来る前は別の寮に1週間ほどいたらしい。
で、やっぱりaccommodation officeの対応のまずさに激怒した、と言うか、泣いちゃったらしい。
英国に到着した当日の夜にだんなさんに電話をかけて「こっちに来たことを後悔した、マレーシアに帰りたい」って言ったんだそうだ。
ああ、みんな同じだ。
堪え難きを堪え忍び難きを忍ぼうではないか、友よ。

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今日のRisk Managementの授業は、今までの中では一番面白かった。
と言うかボラティリティの高さここに極まれり、という感じで、1つの講義の中でもおもしろい部分と興味のない部分があるという、非常に集中するのに苦労する講義ではあった。
今日も先週に続いておばさんレクチャラーで、今日は携帯は鳴りませんでしたが、この雪の降る寒い中ノースリーブで、足と見まごうような二の腕をぶんぶん振り回しながら、"What is the crisis?""How to manage it?"とか言ってたのが印象的である。

# by mugeitaishoku | 2005-02-25 08:51 | 留学

また間違ったことを


書いた。

新株予約権は株主総会決議事項ではない!
取締役会決議でOKなんだって!

さっき、「私だったらNOの委任状を出す」とか書きましたけど、ごめんなさい、ありえませんね…。
そうか、だからライブドアは差止請求、という司法に訴える手段に出るしかないわけか…
「既存株主の利益を著しく損なう」って、既存株主って誰だ、って感じ。

村上さんがフジのTOBに応じたのか、ホリエモンの時間外取引に応じたのか、本当に売っていないのか(本当に売っていないことを望む…だって大量保有報告書出てないんでしょう?提出の遅延に対する罰則規定はないみたいですが、法治国家の民として遅延とかは止めていただきたい)わかりませんが、ニッポン放送のシェアホルダーは他の機関投資家、個人投資家含めてまだいるはず。
彼らこそ叫びたいはずだよ、既存株主の利益云々をさ。

それに自分で貸株条項付帯のCB発行して自社の株を売り気配にして(その後乱高下してるようですが)既存株主の利益云々を言うのはいかがなものか。
社長自ら「自社の株価が下がってもよい」と考えているように見受けられる行動を取る(=そのようなCBを発行する)ことが私には理解できん。
ライブドアの株主こそ主張したいと思うよ、既存株主の利益云々をさ。

また雪降ってる…もういいよ。

# by mugeitaishoku | 2005-02-24 13:43 | 仕事

また降ってきた


今朝は晴れて、積もった雪もすっかり溶けて、図書館は暖かく、まどろみながらだらだらと勉強をして、今ふと外を見たら…

猛烈吹雪。

越路吹雪の友達。サントワマミー。

ぶりざーどぶりざーど。(ユーミンの声で)

帰れるかなー、私家まで。

今日ゲットしたニュース。
・フジテレビ、ニッポン放送の新株予約権引受け、ニッポン放送がフジの子会社へ。
このTOB合戦の前は親子関係逆でした、と言うか正確には持分法適用会社だったみたいですが、実際にこのファイナンスが行われるとどうなるんでしょう?
ってか、買収の対抗策のためだけにこんなことしていいの?
うーん、これはまさしくポイズンピル…
既存の株主にとっては1株当り利益の希薄化にもつながるので、私だったらNoの委任状を出すかも…
うーん、予断を許さぬ。

・薔薇族復刊へ。
誰からか薔薇族が廃刊になっていたことを聞いており、そうかーサイバーの波に飲まれてしまったメディアがまた1つ、とか思ってましたが、めでたく復刊だそうで素晴らしいことでございます。
さすがに読んだことはないですけど、寺山修司氏や美輪明宏さんも寄稿していたというサブカルの王様のような雑誌ですからねぇ。

あ、雪小降りになってきた。

# by mugeitaishoku | 2005-02-24 01:41 | 留学