無芸大食晴れ女オカナツの英国留学備忘録です。(2005.9帰国)
by mugeitaishoku
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無芸大食晴れ女
無芸大食女オカナツが英国の大学院留学中に(2004.7~2005.9)記していた留学備忘録です。

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カテゴリ:books( 6 )

海原にありてうたえる「戦友別盃の歌」


言うなかれ 君よ別れを 世の常を また生き死にを
海原の はるけき果てに 今やはた 何をか言はむ
熱き血を 捧ぐる者の 大いなる 胸を叩けよ
満月を 盃に砕きて 暫しただ 酔いて勢へよ
わが往くは バタビアの街 君はよくバンドンを突け
この夕べ 相離るとも 輝やかし 南十字星を いつの夜か また共に見ん
言うなかれ 君よ別れを
見よ空と 水うつところ 黙々と 雲は行き雲は行けるを
-----------------------------

この詩は、合唱コンクールなどで皆さん一度は歌ったことがあるであろう「大地讃頌」の作詞者でもある大木惇夫氏が書いたものです。
曲があるのかもしれませんが、私はとある番組で森繁久弥氏が朗読していたのを聞いて、強烈に胸を打たれ涙して以来、最も好きな詩の1つになっています。
七・五調ではなく五・七調であるのが珍しいなあ、と思うんですが。

自分のwebにアップしておけば好きなときに読めるな、と言う魂胆です。
現実逃避ついでに、色んなことしてます…。何してんでしょう、私?

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by mugeitaishoku | 2005-01-19 07:40 | books

雪の日に


北の窓あけシシすれば あまりの寒さにチンコちぢまる

ご存知の方もおいででしょうが、日本海海戦における名参謀、戦艦三笠にて東郷元帥を支えた秋山真之が幼少のみぎりに作ったうたです。
彼は知将であったのみならず、文才も豊かで、松山時代の友人正岡子規も一目置くほどだったそうです。

そういえば、このうたも子規の提唱した写実主義をベースにしているかも…
と言うか、このときはまだ子規も子どもでしたから、そういう意味では真之のほうが早くに写実主義に目覚めていたのかも、なんてもっともらしく解釈してみたりして。

最近こんなことばっかり書いていますけど、それと言うのもこちらに来てからなんとなく日本人としての自我に目覚め、日本人とは、とか日本人の精神性とか、日本国家の歩んできた道とか、すごく知りたくなっちゃったんです。
って言うか本読みてー。

高校生の頃はベルばら好きが高じて世界史を選択しており、欧州の王朝の歴史や変遷に興味があったこともあって留学先を英国にしたのに、なんというパラドックス。
まあ両親の影響で歴史が好きなんですね、きっと。
歴史に詳しいわけではないですけど、ベルサイユのプチトリアノンで「愛の殿堂」を見たり、横須賀で「戦艦三笠」を見たときはわくわくしましたもの。

真之とは違って、まったく才能のかけらも感じられない、私の現実逃避な駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

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by mugeitaishoku | 2005-01-19 05:52 | books

華岡青洲の妻


を今NHKでやっているんですね…
しかも青洲の妻が和久井映見さんで青洲が谷原章介さんだって。
美しすぎる…和久井映見さん自体大好きだし、この本も好きなので大変見たいわ。

もう10年以上も前ですが、父に薦められてこの本と「紀ノ川」を読みました。
それまで女流作家の本をあまり読んだことがなかったのですが、すごく優しくてまろやかで力強かったことを覚えてます。(内容はあまり覚えてないが…(汗))
パールバックの「大地」を読んだときもそんな印象を受けたような…。

ああーまだ試験が2つもあるぅぅぅ。
現実逃避の末期的症状ですね、本が読みたくて仕方がないです…。

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by mugeitaishoku | 2005-01-18 07:09 | books

本日天気晴朗なれども波高し


皇国の興廃此の一戦に在り。

ある私の知り合いが秋山真之のファンだと言っていて、その人に強く勧められたので日本を発つ直前「坂の上の雲」を読んでいました。
超大作でかなりの時間を費やしましたが、非常におもしろく、男の人が真之のファンになるのも分かるなぁ、という感じでした。

日露戦争における日本海海戦から今年でちょうど100年。
あの本を読んで、日本は勝ったのではなく、負けなかったのだ、負けないようにありとあらゆる知恵をめぐらせ、金を遣い、人材を派遣し、苦労の末の成果だったのだと分かりました。
特に二百三高地では屍の山を累々と築き上げる凄惨な戦いが展開され、日本の損失たるやおびただしいものであっただろうと想像します。

さて、日本が負けずに済んだ大きな理由のひとつに日英同盟があります。
反ロシア(正確には英国は反フランスで、フランスとロシアが組んでいたので、敵の敵は味方と言うところでしょうか)ということで利害が一致した、ということはあるにせよ、開国してたかだか40年弱の極東の小さな国と、当時は最も進んだ国のひとつであった英国が同盟を組むなんて青天の霹靂だったようです。
バルト海を出発したロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊が行く先々で英国の妨害により寄港を断られるシーンは、「英国さまさまー」と思いながら読んでおったわけです。

さて現在私は100年前に日本を救ってくれた(?)英国におります。
100年前がどうだったかは知りませんが、現在の日本の人口は英国の1.5倍程度、私が現在通っているビジネススクールでも日本の企業について触れることは全然珍しくありません。
もちろん、日本の企業が全て優れているから取り上げられている、とは必ずしも言えないとは思いますが、少なくともたくさんの留学生が来る学校で、しかも日本人の学生は少ないのにもかかわらず、研究の題材になっていること、それだけ影響力のある存在になっていることは素直にすごいことだと思っています。
100年前にはそれだけの差があったのに、しかもその後日本は第2次世界大戦で壊滅的にやられているのに。

別の機会に、佐々淳行氏が元上官の後藤田さんのことを書いた「わが上司後藤田正晴 決断するペシミスト」という本を読んだことがあります。
彼が警察庁で後藤田さんの部下として働いていた頃はあさま山荘事件に代表されるように戦後急成長を遂げた日本の社会において、冷戦の影響もあったのだと思いますが、思想の違いによるテロや事件が相次いだ頃だったようです。
ハイジャックも頻発し、ダッカ事件で超法規的措置によって人命を救助したときには「日本はテロまで輸出するのか」と強烈に皮肉られた、というのも読みました(この本でだったかどうかは失念しました、すみません)。

たかだか30年前は、これほどまで政情不安だった国なのに、今はどこに行くにもほぼビザ無しです。
ビザなん無くて当然だと思っていましたが、こちらに来て、日本という国は信頼されているからビザが要らないんだろう、ということがよく分かりました。

さて、長々書いてまいりましたが、何が言いたいかと言うと、
1.100年前には列強に入るためにしゃにむに頑張っていた、極東の後進国であった日本、英国とは天と地ほどの開きがあった日本
2.30年前にはまだテロが頻発していた日本
が、さらに第二次世界大戦でこっぴどくやられたという要素さえもあるにもかかわらず、現在英国以上の経済力を持って、世界中ビザ無しで飛びまわれるのは、我々の先輩方が日本の信用力回復のために並々ならぬ努力をされたからだろう、と感じたわけです。
我々がここで勉強できていること、その他現在当然の権利として享受していることは、実は当然ではなく先達の努力あってこそなのだろう、と。

なんかテスト期間で現実逃避なんですが、そういえば日本を発つ前にそんな本も読んだな、と思い出しているうちに、色々考えをめぐらせてしまいました…
長くなってすみません。
ようは本が読みたいだけなんですー。司馬遼の本はまだ著作権切れてないし…
(歴史については、記憶をたどって書いているので間違っているかもしれません…すみません)

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by mugeitaishoku | 2005-01-16 08:11 | books

もろもろ


1.掃除すら思い通りにならず、勉強は進まず、人と話すこともほとんどなく、結構気が滅入るなー、と思い、お天気もよかったし暖かかったのでちょっくらスーパーにでも行くかーなんつって、道すがらかわいい子どもを見ちゃったりして少しずつ気持ちがほぐれてきたところでASDAで友達に会う。

彼はMBAなので私よりはるかに忙しいのだけど、やっぱ「2日ぶりで外出たわ」みたいな感じで、(何日か前にも学校で会ったけど)「勉強飽きたー」「食う、寝る、勉強しかないもんねー」とか言っており、「そうかー私だけじゃないんだー」って変な安心の仕方をしたりして。
テスト終わったら飲みに行こう、スカッと!
まあでもこんなかたちででも人に会って話すことができてよかった。

2.さて、結局読んじったんですよね、太宰…ハハハ…
太宰の小説って短いのが多いから1つくらいいいだろう、とか、「斜陽」とか「人間失格」とかは、自分がどこが好きなのか覚えてるからそこだけ読もう、とか言い訳しながらいくつか読んだ。

あのときはこういう、ダメ男がよかったんかなぁ。
きっと男前だけど生活能力てんでない、だけど自分といるときはひたすら優しい、飲んだくれで一旦どっか行っちゃったらそれっきり帰ってきやしないような男に、女は惚れてしまうのでしょうか。あたしがいなけりゃこの人ダメなのよ、かなんか言ってさ。
今はすっかり現実的になってしまったので「ダメ男じゃん」で片付けてしまいますが、(片付けられるようになった、と言うべきか)きっと10年くらい前の私はもっと純粋でウブだったんだわ。
この人の気持ちが私には分かる、とか何とか言いながら読んでいたような気がしますよ。

それでもやっぱり懐かしい。
このダメ男ぶりが切なくて痛い。自分でもダメだとわかってるのに、泣きながら、その傷口を広げながら、なおダメでい続けてしまう彼ってなんだったんだろう。
このダメ男もそれに惚れてしまう女たちもみんないい人なんだよね、優しすぎてさ、「ダメ男じゃん」なんて斬って捨てられない人たちなんだよね。
なんて思いながら読んでしまいました。
本当に胸が苦しくなるような文章ばかりよ、素敵だなぁ、と今でも思えるよ。

はははー、もっと読みたい。

3.それにしても津波の被害の大きさたるや想像を絶しますな…。
自然災害だから避けられなかったんだろう、と思ってましたが、どうも人災の部分もあるみたいで…?
地震から津波まで2時間くらいあったようなので、もし地震の直後に津波の警報が出されていたらあるいは、ということみたいです。
ただいずれにしてもあの辺りって地震と言うもの自体がまれだそうなので、「地震」「津波」が概念的に理解されていない可能性もあるみたいで…とするとその報道がされていたとしても効果があったかどうかは分からないですね、実際タイでは今になっても「洪水」と報道されているところもあるみたいですし。
いずれにしても、被害がこれ以上拡大しないこと、及び、一刻も早い対策がなされることを祈るばかりです。

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by mugeitaishoku | 2004-12-31 01:42 | books

今したいこと


最近そんな仮定法の例題のような文ばかり書いてますが、まだあります。
日本語で書かれた本が読みたい…。
テキストとか新聞とかではなく、小説が読みたいであります。

昔勤めていた会社にちょっと尊敬している上司がいて、仕事がものすごくできる人だったのだけどそんな理由で尊敬していたのではなく、文学の話をしてくれたから。
「昔はダダや無頼が好きだったんですー。」
なんてことを聞いてくれたから。

まあデカダンに憧れる時代って誰もが一度は通る道なんだろうと思うけど、そして坂口安吾なんかを読んじゃったりするんだと思うんだけど、そんな若かりし頃の自分を振り返ったり、その本を読み返してみたりすることが社会人になるとなくなっちゃうと思うんだよね。(なんと言うかやっぱ後ろ向きですし)
だからそんな話ができる人が身近にいて私は恵まれていたと思う。

まあ私は学生時代は太宰が大好きだったわけですが、「そんなに太宰が好きだったなら」と言って上司が進めてくれたのが、町田康氏の小説だったんですよ。
いくつか読みました。なんか懐かしかったなぁ。
そんな話をして、もう一度太宰も読み返してみて、なんであんなにはまったんだろう、なんて思ったりして、あの頃の揺さぶられるよう感激は味わえなかったのだけど(大人になってある意味社会に「迎合」してしまったからだと思ってる。悪いことじゃない)、でも町田氏の文体はあの時大事に大事に、1行1行かみ締めるように味わうように読んでいった太宰の文章を思い起こさせてくれるものではありました。

で、それが6年近く前の話。
太宰はもちろん、町田氏の本もすっかりと読んでいない。
なんですが先日ふとしたきっかけで町田氏のオフィシャルサイトを見つけてしまったんであります。
日記を読んでみた。おもしろい。短い単語の羅列だったけど、私には珠玉の言葉たちに見えた。

私は英語はさっぱりですが、日本語くらいは、この美しい言語だけは正しく使える人間でありたいと思っており、そんな自分を培ってくれたのは今まで読んだ小説の数々だと思っているのです。
しかし最近日本語で文章を書いてみてもなんと言うかショボい…(この日記が如実に物語る)
全然美しくない。
これは最近本を読んでいないからではないのか、と恐ろしくなってきました。(いえ、もともと?)

まあご存知の方もおいでだと思いますが、例えば太宰の小説などは著作権が切れているので青空文庫としてネットでもavailableです。
読みたい。
でも精神的に小説に没頭する余裕がない。

…だからなんだ、と言う日記になってしまいましたが、この日記は思っていることを発散する場なので許してね、マルくん。

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by mugeitaishoku | 2004-12-29 04:49 | books