無芸大食晴れ女オカナツの英国留学備忘録です。(2005.9帰国)
by mugeitaishoku
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無芸大食晴れ女
無芸大食女オカナツが英国の大学院留学中に(2004.7~2005.9)記していた留学備忘録です。

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結婚とは


先日またフレンチくんとソルボンヌちゃんのお宅に遊びに伺いました。
話していておもしろいなーと思ったことをいくつか。

(1)まず2人とも結構racismなところがあります。
フレンチくんは白人ではありませんが(パキスタン系)、アフリカ系黒人のことをよく思っていません。

先日3人で街へ食事に出かけた時、近くのテーブルに黒人の若い女の子が8人くらい座っており、非常にやかましかった。
確かに不快になるほどのやかましさではあったのですが、
「全く黒人はコレだから…」
のように言っており、さらに
「だいたい黒人ってバカなんだよねー、いつもstupidな質問しかしない」
とstupidを連発していました。

わーここまであからさまに言っちゃっていいのか…と聞いててちょっとびっくり。

さらに2人とも中国人に対してもあまりいい感情を持っていないように見受けられます。
それはある程度仕方がないか、と思う部分もあって、英国の大学院に来ているのに圧倒的な数の中国人、共通語は中国語なのか、と思うほど飛び交う中国語、マイノリティの人間から見てあまり気持ちのいいものではないかもしれない。

彼らは中国人カップルと同居しているのですが、そのカップルが色々汚すので(私もフラットで同じ悩みを抱えているが…だから私がせっせと掃除しているのです)
「私たちは汚いのが嫌いなのに!」
と怒っています。

でも私はこの2人の態度をどうこう言いたくてこのことを書いたのではありません。
欧州においてこういう側面があることは現実ですし、それをたまたま私の知っている人もしていた、というだけに過ぎない。

(2)では日本人はRacismなのかどうか、という話しになって、私が
「イギリス人の男の子に『日本人はRacismだ』と言われたことがあるよ」
と言うと、フレンチくんが
「それは日本には外国人が少ないから珍しいだけじゃないか」
と言ってある例を教えてくれました。

彼のクラスメイトにアフリカのどこかの国から来た人(どこの国か忘れたそうです)がいて、その人が日本で英語を教えていたことがあるそうです。
でフレンチくんが、日本の状況について質問したところ
「街を歩いていてものめずらしそうに見つめられたことはよくあったけど、暴力を受けたり、差別されたり、ってことはなかった」
と言ったそうです。

なんか理解できる。
黒人なんて、六本木にでも行かなければ見ることないし、テレビでもサンコンさんかムルアカさんかボビー・オロゴンくらいしか見ないもんねぇ…

日本人は黒人に対してはそれほど差別意識はないけど、もっと近い民族に対しては…(以下自主規制)

(3)ソルボンヌちゃんが聞きました。
ソ:「日本って電車の中にハラスメントがあるって本当?」
私:「うん。ほんと」
フ:「ええ~?どんな?」
私:「お尻触ったり胸触ったり」
ソ:「だから女性用の車両ができたりしてるんでしょ?」
私:「うん」

私があまりにも平然と、よくあるよ、という感じに話すものだからフレンチくん眼を見開いて絶句。

フ:「オカナツもされたことあるの?」
私:「若いときは(笑)」

って笑いとってる場合じゃなぁーいー。

私:「ってかないの?フランスは?」
ソ&フ:「ないよ!!!」

…ないんだ…。
日本の電車はむちゃくちゃ混んでいて、女の人は逃げるスペースがないし、やっているほうも見つかりにくいので、このような卑劣な犯罪が起きるのだ、と言っておきました。

前回の援助交際といい、痴漢といい、よくあると思っていた性犯罪が実は日本特有のものだと知って愕然としたのでした。

(4)フレンチくんはものすごくソルボンヌちゃんを愛しています。
学校ではとてもしっかりしていて勉強もよくできる人ですが、ソルボンヌちゃんにはとても甘えている(のが見てて笑える)。

彼は9月から就職のためバーミンに引っ越すのですが、住むところが決まらないためはじめの1ヶ月は会社が用意してくれたB&Bに住むことになっているんだそうです。

で彼は会社に聞いた。ソルボンヌちゃんも一緒に住めるのか、と。
答えはNo.
そりゃそうだよね。

で、
「その1ヶ月のあとはどうするの?」
と聞くと
「まだわかんない。でもソルボンヌと一緒に住めるよう会社に頼んでみる。」

おおー。

「ソルボンヌは、『最初の一ヶ月は仕方がないからフランスに帰るよ』と言ってくれているけど、それ以上離れて暮らすのはいやだ」

おおおーー。

私:「フレンチくんはソルボンヌちゃんのこと愛してるんだねー」
フ:「Of course!」

もうおいら何も言うことはないっす。

(5)さて、今日のタイトル。
結婚はしないのかという話しになって、フレンチくんが言った言葉。
"It's not a fashion."

えーfashionの問題かー結婚って?

私:「日本では結婚することで社会的な信用も得られるし、法的にも色々メリットがあるし、特に子どもが産まれたりしたら、親が結婚していないと世間的にも法的な保護の問題でもその子がかわいそう」

フ:「フランスでは結婚しててもしてなくても同じだけの法的な保護が得られるし、結婚する時いろんな手続きにお金がかかるのでぶっちゃけめんどくさいんだよねー。
離婚する時はする時でまたお金がかかるし」

ふ~ん…そういうもんなんだ…
おいらはめんどくさくてもお金がかかっても結婚したいかも…

いやー長々お読みくださってありがとうございました。
ご意見ご感想お待ちしております。

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by mugeitaishoku | 2005-06-26 04:29 | 留学
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